TOYU

誕生日に女一人で高尾山登ってきた【ソロ活】

 

こんにちは、トユです。

 

この間、私の誕生日だったんですけど、なんでか高尾山に行こうと思い立ち、登ってきました。

最近はニートだし、出不精だし、オミクロンだしで、よく思い立ったなと自分を褒めてあげたいです。

 

あ、当たり前ですが、一緒に行く友達なんかいないので、一人で行ってきました。

 

あと、本格的な登山はしていません。がっつりリフトがっつり1号路です。

 

 

 

高尾山とは

東京都八王子市にある標高599メートルの山です。

都心から近く、ケーブルカーやリフトを使用し誰でも簡単に登山できることもあり、年間登山者数はあの富士山よりも多いそうです。

また、全8コースの登山ルートがあり、自分のレベルに合わせて登ることができます。

高尾山名物の天狗焼き、とろろそば、三福だんごなども有名です。

 

 

 

日曜日だったので多少混むかなと思い、早めに行くことにしました。

朝8:30前には家を出たかったので、7時にアラーム設定したのですが、アラームは鳴りませんでした…。

でも奇跡的に起きることができました!(よっぽど高尾山に行きたかったのかな?)

 

普段朝起きられなくて、めんどくさくなってやめるっていうパターンになりがちなので、少し心配してたのですが、誕生日の行動力はすごいですね。

 

 

ということで、電車を乗り継ぎ「高尾山口駅」に向かいます。

 

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そんなに混んでなくてよかったです。

この都会からだんだんと田舎の風景に変わっていく様子いいですよね。

 

電車に揺られること約1時間半…

 

10:15 到着しました!!

(駅の写真は撮りませんでした。)

 

昔2回ほど高尾山には来たことがあったので、少し懐かしかったです。

ここからテンションが上がっていきます。

 

周りは小さい子どもを連れた家族や、友達、カップル、一人、ペット連れ、ベテラン勢、団体、など様々な登山客がいました。

思ったより、混雑してなかったです。

冬のこの時期は空いてておすすめかもしれません!

 

一回、紅葉シーズンに行ってみたいと思い、色々計画を立てていたのですが、あまりにも人が多く、ツイッターで調べた写真を見てるだけでも気持ち悪くなってきたので、断念しました。

 

 

服装ですが、本格的な格好の人もいれば、ヒールのあるブーツを履いた女性や、ミニスカートの女性もいて、「すごいなぁ」と思いました。(小並感)

 

ちなみに私は、全身真っ黒で挑みました!

上:ヒートテック、セーター、ライトダウン、防水パーカー、ニット帽、手袋

下:防風暖パン、厚手の靴下、スニーカー

 

1月下旬、曇りの予報で気温は5℃くらいでしたけど、まあ耐えられる寒さでした。ただ、手袋しないと手が死にます。

 

歩いてるうちに暖かくなったので、この服装は正解だったかもしれません。

 

 

ケーブルカー・リフトの駅に着きました!

 

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虎が歓迎してくれています。

 

この高尾山の一つの目的がリフトに乗ることだったので、さっそく往復分のリフトの切符を買いました。

リフトは片道490円、往復950円で電子マネーも使用できます。

 

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リフト乗り場までのこの階段がもうすでにきつい…。

自分の体力のなさを思い知らされます…。

 

いよいよリフトに乗ります。

ここめっちゃ緊張しますよね。一人だし余計にドキドキです。

 

www.youtube.com

 

公式のYouTubeでも乗り方の動画がありました。

 

 

私もなんとか無事に乗れました!

 

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このリフトは片道約12分で、標高462メートルまで行くことができます。

 

最初はワクワクして乗ってて楽しいんですけど、当たり前に高くなっていくじゃないですか。

横を見れば下が見えないほど高い木が並んでいて、下を見ればワイヤーの網が張ってあるけどめっちゃ高いところにいるのがわかるし、後ろを見ればさっきの乗り場が小っちゃくなって街が一望できるし。

しかも定期的に結構揺れるんですよね。

 

怖い。

 

一人だとめっちゃ怖い。

 

写真を撮るためにスマホを持ってたんですけど、落としたらと思うと手が震えるのですぐにしまいましたもんね。

 

一人だからど真ん中に座ってたんですけど、左右の手すりに手を伸ばしてつかまってました。

これ、高所恐怖症の人は絶対ダメですね。

私、年々高いところダメになってる気がする…。

 

そんなこんなで少しずつ慣れてきて、森林の中にいるのも気持ちよくて、結果リフトめっちゃ楽しかったです!

 

 

リフトを降りると、山々と街が一望でき、とても綺麗でした。

 

歩いてすぐのところに有名な天狗焼きのお店があり、食べてみたかったのですが、行列ができていて、わざわざ人が集まっているところに行きたくなかったのでやめました。

帰りに並んでなかったら食べようと思いましたが、来た時よりも並んでて、天狗焼きの人気っぷりがよくわかりました。

 

さっそく1号路を行こうと思ったのですが、時間が11時近いため、フードコートでご飯を食べることにしました。

 

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きのこ汁とフライドポテトを頼みました。

思ったよりポテトの量が多くてビビりましたが、おいしかったです。

きのこ汁も具沢山で暖まりました。

 

テラス席だったのですが、めっちゃ景色がいい席で、人も少なくゆっくり食べることができました。

 

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下を歩く人たちが増えてきたので、そろそろ頂上へ向けて歩くことにしました。

 

 

1号路は塗装された道がほとんどなので、歩きやすいです。

まぁ登り坂なので疲れますが。

 

たこ杉です。

 

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開運ひっぱり蛸はコロナ禍の関係で触る人はあまりいませんでした。

六根清浄石車というぐるぐる回すやつがところどころにあるのですが、そちらも触ることはできないようで張り紙が張ってありました。

 

 

男坂・女坂です。

 

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108段の階段を上る体力はなかったので、女坂で行くことにしました。

 

女坂だからとなめてましたが、それなりにきつかったです。

 

坂を登りきると休憩できる場所やお茶屋さんがありましたが、私は休憩することなく、そのまま薬王院に向かいました。

 

 

薬王院とは

正式名称「高尾山薬王院有喜寺」は今から1260余年前の天平16年(744)に、聖武天皇の勅令により東国鎮守の祈願寺として、高僧行基菩薩により開山されました。薬王院の名は創建当初、薬師如来をご本尊とした事に由来します。

天狗様は飯縄大権現様の眷属(随身)として、除災開運、災厄消除、招福万来など、衆生救済の利益を施す力を持ち、古来より神通力をもつとされ、多くの天狗伝説や天狗信仰があり、神格化されています。この様に高尾山は、飯縄信仰と共に天狗信仰の霊山としても知られております。

高尾山と天狗様 | 高尾山薬王院公式ホームページ

 

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登山しながらも、こういう寺の造形を眺めたり、お参りができるのも高尾山ならではの魅力ですよね。

 

 

薬王院あたりから階段が多くなってきます。

そして人も増えてきます。

 

だんだんと山道っぽくなってきて、傾斜も急でかなり疲れてきます。

息も切れてきて、明日筋肉痛になることをここで確信しました。

 

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そしてついに…、

頂上に到着しました!

 

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まず思ったこと、人が多い!

そんなことはわかってたんだけどさ。

 

そして、今回の高尾山のもう一つの目的である富士山。

誕生日に富士山を見たい!という思いもあり、高尾山に行くことにしたのですが、かなり曇っていたので、正直あきらめていました。

 

ですが、なんと富士山見えました!

 

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周りの子どもたちも「富士山見えるじゃん!」とはしゃいでいました。

私も同じ気持ちだよ!と心の中ではしゃいでいました。

 

誕生日に富士山が見られて、今年も頑張れるかもと勇気をもらいました。

富士山は偉大ですね。自然は偉大ですね。

 

 

しばらく富士山を眺めて、下山することにしました。

 

頂上はお店もあるし、座って休めるところもたくさんあるのですが、なにせ人が多かったので、長くはいれませんでした。

でも、大満足でした。

 

 

いやー、下山は楽ですね。

もうちょっと気温が暖かかったら4号路で吊り橋を渡ってもよかったです。

 

帰りは男坂の階段を下りましたが、下りはこっちの方が圧倒的に楽だと感じました。

距離も短いですし。

 

 

途中、「ごまどころ権現茶屋」で黒ごま団子を買ってベンチで食べました。

 

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これが最高においしかったです。

ごまがきいてて、たれがあまじょっぱくて、食べ応えもあっておいしかったです。

ベンチの端っこで食べてたのですが、下山してくる人たちが「あれおいしそう~」とめっちゃ見てくるので、私この店の宣伝してるんじゃね?と思いながら食べてました。

 

 

帰りのリフトです。

 

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下りは怖いですね~~。

足がすくむけど、やっぱり楽しかったです。

このスリルと景色を楽しみたい方はリフト一択ですね。

 

ケーブルカー・リフトの駅にある、焼き芋を最後に買って食べました。

なんか食べてばかりな気がしましたけど、一人だとこうやって自由に食べたり歩いたりできるからいいですよね。

焼き芋もおいしかったです。

 

 

 

というわけで、高尾山口駅に向かい、帰宅しました。

 

高尾山にいたのは3時間くらいでしたけど、これだけのんびり過ごせたのは楽しかったし、いい誕生日になりました。

 

出不精だし、コロナ禍だけど、人の多くない場所や屋外でソーシャルディスタンスをとりながら出かけるのは気分転換にもなるし、精神安定にもつながるということがわかりました。

 

また、一人でぷらっと行きたいと思います。